スポーツ少年団とは
日本最大の青少年スポーツ団体です
スポーツ少年団は、1962年に財団法人日本体育協会が創立50周年記念事業として創設した歴史あるスポーツクラブです。
その願いは「一人でも多くの青少年にスポーツの喜びを!」「スポーツを通じて青少年のからだとこころを育てる組織を地域社会の中に!」というものでした。

当時は物質的には豊かな生活が送れるようになった反面、人々のこころやからだに大きな問題が起きていました。
とりわけ子どもたちへの影響は大きく、からだを動かすことが少なくなったことによる体力低下や、地域社会の崩壊による子ども集団の消失が進むとともに、少年犯罪の増加、低年齢化といった問題も顕著になり始めていました。

こうした中、子どもたちに地域を基盤としたスポーツの場を提供することにより、正しいスポーツを計画的、継続的に実践し、それによって子どもたちを健全に育成しようと、スポーツ少年団の結成が全国に呼びかけられたのでした。

創設当時の団数は22団、753人という小さな団体でしたが、スポーツ少年団が掲げた「スポーツによる青少年の健全育成」という目的の実現に向けた働きと、東京オリンピック(1964年)を控えた国民各層のスポーツへの関心とが相まって大きな反響を巻き起こし、単位スポーツ少年団(単位団)、団員、指導者が急激に増加しました。

発育発達期にある子どもたちにとって、スポーツを継続的に行うことはとても大切なことです。スポーツを正しく実践することによって、精神的にも身体的にも望ましい効果が期待できます。また、これから将来へと向かう子どもたちにとっては、どんな環境にあっても自分を見失わず、力強く生き抜く力を持つことが必要です。その力を育てるためには、生活と結びついた地域社会の中で、子どもたちの集団による社会活動の場が重要になってきます。

ここにスポーツ少年団存在の意義があります。

現在、約20万人の指導者と、約83万人のスポーツが大好きな仲間たちが、スポーツ少年団に登録しています


スポーツ少年団(日本体育協会のサイト)
高松市スポーツ少年団について
高松市のスポーツ少年団を統括する団体です
高松市スポーツ少年団は、1964年に設立されて以来、スポーツ活動を通じて青少年の健全育成に努めています。平成17年度には周辺6町との合併により大幅に団も増え、野球、剣道、サッカー、バレーボール、ソフトボールなど、2013年3月現在、183単位団が登録しています。